ホンダの名機 ZC型DOHCエンジンについて!

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ホンダの名機 ZC型DOHCエンジンについて!

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排ガス規制後14年ぶり復活のDOHC!

 1984年、スポーツカーS800生産終了後、実に14年ぶりにホンダのDOHCエンジンとして復活し、CR-X/シビックのSiグレードに追加設定されました。

 特徴はボア×ストローク:75.0×90.0mmという、DOHCスポーツエンジンとしては異例のロングストローク型で、レットゾーンは7,000rpmに留まったものの、中低速トルクが確保され、力強い走りをもたらしました。

 またスペックもグロス135ps/15.5kgmと、当時の最大のライバル、トヨタ4A-GE型の130ps/15.2kgmを超え、CR-X/シビックSiは軽量ボディと相まってクラス最強の走りでした。

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出典 http://art17.photozou.jp

 見た目ではF1エンジンのようなヘッドカバーが特徴で、とてもスポーティでした。以降、VTEC無しのホンダDOHCエンジン(スポーツタイプ)は、同様なデザインを採用していきました。

85年 クイントインテグラでキャブ仕様も

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出典 http://apollo.solutions

 翌年のクイントインテグラでは、当初オールDOHCだった為、上級意外の低価格グレード用に、なんとDOHCにシングルキャブレターを組み合わせたバージョンも設定。
 スペックは115ps/13.8kgm(ネット100ps/12.8kgm)

 なお同車は翌年86年、より実用的な1.5L CVCC EW型エンジン(ネット76ps)も追加(これがホンダCVCC最後の搭載車となりました)。

87年 PGM-FI仕様を、ネット130psへパワーアップ!

 87年9月、CR-X/シビックのフルモデルチェンジに合わせ、PGM-FI(インジェクション)仕様のエンジンを改良し、ネット120ps/14.0kgm→130ps/14.7kgmへパワーアップし、レットゾーンも7,200rpmへ向上。同年のクイントインテグラのマイナーチェンジでも、同仕様のエンジンを変更。ATも電子制御ロックアップ方式の4ATへグレードアップ。当時1.6L NAエンジンでは最強スペックを誇っておりました!

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出典 http://www.ne.jp

89年 リッター100psのDOHC VTEC登場後は・・・

 しかし平成に入り、ホンダからリッター100psのDOHC VTECのB16A型エンジン(160ps/15.5kgm)が登場すると、すっかり脇役となり、特に91年以降にライバル車含め、1.6L NAクラスがリッター100psオーバーの争いを繰り広げられる中、87年の改良以降パワーアップは行われませんでした(小改良はあったかもしれませんが・・)。

 91年スポーツシビックでは4WDのトップグレードRTSiのみに採用され(台数限定の20周年特別仕様車で3ドアSi採用はあり、また後期型コンチェルトでも採用あり)、95年のミラクルシビック登場時に、その役目を終えました。

 しかし、VTECよりエンジン重量が軽く、ロングストローク型による力強い走りもあり、今でもホンダファンには根強い人気を誇る名機です!

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